ゼニカルの副作用は下痢やビタミン不足

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ゼニカルの代表的な副作用

ゼニカルの代表的な副作用は、下痢やビタミン不足などです。ゼニカルは安全性の高いダイエット薬で、アメリカのFDAからも認可を受けています。しかし、医薬品である以上、副作用はゼロではありません。ゼニカルを飲むとどんな副作用が起こり得るのかを知っておくことで、ダイエットをより安全に行えます。
ゼニカルの副作用のなかで、最も頻繁に見られるのは胃腸に関する症状です。消化不良のような状態を作り出す薬なので、胃腸に関する副作用が出るのは自然な反応です。例えば、副作用のひとつとして、おならがよく出るようになります。日常でも、おならが出るのは自然な現象です。しかし、ゼニカルの服用中は、おならの回数や量が明らかに増える傾向があります。おならが増えることにより、その勢いで便も一緒に出てしまう弊害もあります。
おならの有無に関わらず、便意を急に感じる機会も増えるでしょう。ゼニカルを飲むことで、排便の回数が増えます。また、強烈な便意を頻繁に感じるようになり、便失禁につながることもあります。下痢や軟便などは、いずれも一過性の症状なので、過剰に心配する必要はありません。また、便が油まみれになることもありますが、これは吸収されなかった脂肪分が排泄されている証拠です。
胃腸関連の副作用は、早ければ1週間ほどで治まります。長くても3カ月以内には症状が治まることが多いようです。ゼニカルを飲み慣れてくれば、胃腸の不快感も減ると考えられます。
ゼニカルの服用中には、ビタミン不足にも陥りがちです。脂肪分の吸収を邪魔する性質があるので、ビタミンAやビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどの脂溶性ビタミンまで排出されてしまいます。これらのビタミンが不足することによる問題は、肌が荒れるなどの症状が引き起こされることです。その他、肝臓や腎臓の障害、胆石症などの深刻な副作用が稀に起こるケースもあります。
ちなみに、生理不順や頭痛、めまい、吐き気、だるさなども、ゼニカルの副作用として起こると言われています。しかし、ゼニカルを服用したからこれらの副作用が起こったのか、因果関係ははっきりしていません。どれもダイエット中に多い症状なので、ゼニカルの成分や作用とは無関係に起こっている可能性が高いでしょう。
副作用の症状がひどい場合、ゼニカルの服用は中止して医療機関を受診してください。

ゼニカルはきちんと飲んでいれば安全

ゼニカルを正しく飲んでいれば、生命にかかわるような副作用はほとんど起こりません。
ゼニカルの副作用のなかでも、肝不全を心配する声が多いようです。なぜなら、アメリカでは重篤な肝障害の副作用について、ゼニカルのラベルに記載しているからです。症状の重い肝障害は30件以上も見られており、そのうち死亡例は2件、肝臓の移植をした例が3件ありました。
このような重い副作用を知ってしまうと、ゼニカルを飲むのが怖くなる人もいるかもしれません。しかし、ゼニカルは海外の12カ国に普及し、服用している人が4,000万人もいます。これほど大勢の人が服用しているにもかかわらず、重篤な副作用が数件しか出ていないのです。これは、逆にゼニカルの安全性を証明しているとも言えます。
加えて、肝障害の症状は、ゼニカルとの因果関係が明確になっていません。つまり、ゼニカルのせいで死に至った人がいるかどうかはわからないのです。もし本当に死亡するリスクが高ければ、販売が中止になっているでしょう。しかし、現在もゼニカルは販売されているので、よほどのことがない限りは重い副作用が出ないと考えられます。
薬やサプリメントを飲むと、肝臓への負担は必ず増えます。これはゼニカルに限ったことではありません。薬やお酒を同時に大量に飲むと、肝機能障害が起こりやすくなるでしょう。また、肝臓の機能がもともと弱っていれば、ゼニカルを飲み始めたことがきっかけで悪化するかもしれません。肝機能障害が起こる可能性も考え、負担をできるだけ減らすライフスタイルを心がけてください。

ゼニカルは1回1錠で、1日3回までの服用と決まっています。これを守らずに1日にたくさん飲むと、肝障害が起こりやすくなるので注意が必要です。ゼニカルをたくさん飲んでも早く痩せることはありません。必ず1日の服用量を守りましょう。また、ゼニカルを飲んではいけない人もいるので、そういった注意点も把握しておくことが大切です。

ゼニカルのビタミン不足や油漏れの対処法

ゼニカルによるビタミン不足や油漏れといった副作用は、事前の対策でカバーできます。
ビタミン不足は、ビタミン剤を飲むことで対処しましょう。ゼニカル服用中に失われやすい脂溶性ビタミンを含むビタミン剤が必須です。ビタミン剤を選ぶ際は、ビタミンAやビタミンEなどが含まれているか確認しましょう。マルチビタミンのサプリを飲んでおけば、ほとんどのビタミンを摂取できるので安心です。またタミン剤を摂取すれば、肌荒れも防げます。ただし、ゼニカルとビタミン剤を同じタイミングで飲んでしまうと、肝心のビタミンがカットされてしまいます。ゼニカルを服用してから2時間ほど空けて、ビタミン剤を飲むのがポイントです。

「おならがよく出て困る」「おならと一緒に便まで出そうで外出中ひやひやした」といった経験は、ゼニカルを服用しているとよくあります。おならは周りに気づかれないように出すしかありませんが、便まで出てしまっては大変です。

外出中なら、おならが出るたびにトイレへ行くのが難しいシチュエーションも多いでしょう。この対策としては、生理用ナプキンをしたり、大人用オムツを履いたりといったことが挙げられます。おならとともに油や便が出てしまっても、ナプキンなどで受け止めれば、下着が汚れないので安心です。少し恥ずかしく感じるかもしれませんが、下着は誰に見られるものでもありません。事前にこういったアイテムを揃えておけば、恥ずかしい事態を避けられます。
ただし、デートを予定しているのであれば話は別です。デートに向けてダイエットしているとしても、3日前にはゼニカルの服用を一旦止めましょう。デート中におならや便が出てしまっては、ナプキンなどをしていたとしても大事件です。相手との距離がいつもより近くなるかもしれません。デートのギリギリまでゼニカルを飲まなくて大丈夫なよう、計画的に痩せることをおすすめします。
また、脂肪の量が多い食事をとっていると、下痢や軟便などの副作用が起きやすくなります。油漏れを防ぎたいなら、油分を控えめにして、胃腸にかかる負担を減らすことも大切です。「ゼニカルを飲んでいるから大丈夫」と暴飲暴食を続けるのと、健康を損ねる原因にもなりかねません。副作用を回避するためにも、なるべくヘルシーな食事を心がけるのが理想的です。
ゼニカルを飲んでいる間は、ビタミン不足や油漏れは避けられません。これらの対策をすることで、ダイエットを快適に続けられます。